花束みたいな恋をしたかった。
今回の作品はこれ。
「花束みたいな恋をした」
そろそろ公開終了する館が出てきたので慌てて見に行きました。
ストーリー
2015年、大学3年の麦(菅田将暉)と絹(有村架純)が出会い恋に落ち2020年までの5年間の恋愛を描いたもの。
詳しいのはここで是非。
https://renote.jp/articles/16216
良かった点と感想
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恋愛模様が知れた。
自分が傷つくのが怖いので、他人の恋愛見るのが大好きでござる。
1.大学時代のサブカル好きの両者の甘々な恋が見れる
展示会一緒に見に行ったり、クロノスタシスの歌詞になぞってコンビニで缶ビール買って一緒に歌いながら歩いたりしかもカラオケで「クロノスタシスって知ってる?」「知らないと君は言う」のデュエットしたり、自分出来なかったやりたかったことを全部してくれた。
自分もしたかったという憧れを描いてくれた。
2.社会人になってからの恋愛が見れる
学生の甘々な恋愛のまま、では終わらない。
フリーターをやめて社会人になって働くようになった麦くん。金を稼ぐため仕事に集中するように。
そのため、なかなか絹ちゃんとデートしたり、作品を語り合ったりと前までしてた事が出来なくなってすれ違いが起きてしまう。
…ということは世間的によくあることらしい。
恋愛未経験の自分からすれば未知の領域だ。
私は基本、漫画アニメの恋愛作品しか見てこなかったが、これらは「学生の恋愛」だ。甘々で、いちゃいちゃして、凄く楽しそう。
それを、恋愛の全てだと思い込んでしまっていた。
しかし、結婚を見据えた社会人での恋愛は違った。色んなことに妥協して、折り合いをつけて、生活していく事のように思えた。
だから、デートにも行けず我慢する。楽しいコンテンツの消費も抑える。
だから、大人は揃って「学生のうちに恋愛を楽しんでおけ」と言っていたのだろう。
自分は心のどこかで、社会人になってもそういう恋愛のチャンスはあるはずと思ってたが、もしかするともう難しいのではないかと不安になってきた。
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実在する作品が登場
僕は小説には疎いから分からなかったが、漫画と音楽でそれを感じた。
本棚に「AKIRAや「Ping Pong」があったり、カラオケできのこ帝国の「クロノスタシス」を歌ったり。
あ〜!サブカルといえばこれこれ!と共感を得られた。
現在進行形で、「ゴールデンカムイ」や「宝石の国」も読んでて、社会人になってから積んでるあたりもめっちゃわかる。
読む気が起きないというか、目を通しても内容が頭に入ってこないよね。
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ストーリーがちゃんとまとまっている
120分程度の長さで、あらすじでも話した通り5年間の恋愛を描いている。
歯切れの良いところで終わってるし、後味も悪くない。
映画として楽しめた。
残念な点
これは、作品としてではない。
口コミでは、恋愛にめちゃくちゃ共感出来るらしいのだが、恋愛してない自分には全く共感得られなかった。
なので、恋愛してた時のことと重なって感動したとか、そういった感想が私には出せなく、この作品から得られるものがそういった人より少ないことが少し悲しい。
最後に
23歳になった私。
これから恋愛したいが、いちゃいちゃするような恋愛をする事は出来るのだろうか。
遅くなったけど 、「学生の恋愛」がしたいです。